日本と海外の予防歯科への認識の違い
お住まいの方で、予防歯科の重要性について、ご存知な方はどのくらいいるでしょうか。
歯の治療は、麻酔をしたり歯を削ったりと、痛くて通いたくないと思われる方が大半ではないでしょうか。そういった歯の治療をなるべく経験しなくても済むようにするのが、予防歯科です。
日本では、虫歯になってから歯医者に通うという認識をされている方が多いですが、海外では虫歯がなくても定期的に通って虫歯ができにくい歯を維持する習慣が一般的に広がっています。
そのため、歯科医療が19歳まで無料で受けられるスウェーデンでは75歳で20本近く自分の歯を残している人が多くいます。それに対して日本では、80歳で平均6.8本しか歯を残すことが出来ていません。逆に、アメリカでは日本のような健康保険が無いため、虫歯にならないように気を付ける習慣があるようです。
定期的にかかりつけの歯医者で、歯石を除去してもらったり、歯の詰め物や被せ物が傷んでいないかメンテンスしてもらうことで、虫歯が出来にくくなります。また、歯の状態をチェックしてもらうことで、歯を正しく磨けているか診てもらうこともできます。また、フッ素で虫歯になりにくい丈夫な歯にする治療もできます。
予防歯科を推奨している歯医者が沢山あります。予防歯科は、若いうちから習慣付けることで、歯の治療費を抑えることができます。そればかりではなく、体全体の不調を起こすことを防ぐことにも繋がるのです。予防歯科を検討されている方は、信頼できる歯医者を選んで、長くお付き合いされることをお勧めします。
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投稿日:2016年12月7日