なぜむし歯になるのか

なぜ虫歯になるのかという問題について、口内に虫歯菌がいるから、と歯医者は説きます。

 

口内に虫歯菌がいなければ、甘いものをたらふく食べようと歯磨きをさぼろうと、虫歯にはならないというのは歯医者の談です。

 

口の中にいる虫歯菌は、糖が大好きで、人間の食べ残しの中にある糖を養分に活動します。虫歯菌が糖を食事にひたすら食べているだけならば、口の中で虫歯菌が増殖するだけで大きな影響はありませんが、虫歯菌は酸を出す性質があるので、ただ温床となるだけでは済みません。

 

虫歯菌の出す酸によって、歯の表面を保護している物質は溶け、歯に穴が開きます。これがむし歯です。完全に溶けきるまでは、唾液の力で修復しようもありますが、穴が開いてしまえば歯医者の治療なしでは虫歯の猛威を阻むことはできなくなります。

 

穴が開いた状態で治療をしなければ、虫歯はさらに進み、歯の内部の神経にも及ぶと強烈な痛みをもたらします。虫歯の開けた穴の部分に細菌が入り込むことで、歯や歯肉は炎症を起こしたり膿んだりします。

 

虫歯にならないためには、虫歯菌の存在を見逃さず、その被害を受けないように手を打つ必要があります。それが歯科への通院です。総社の歯科は、虫歯を重症化させないための、定期検診の重要性を主張しています。

 

一度傷ついた歯や歯肉や神経の治療を行うのは、簡単なことではありません。大きな被害を被ってしまう前に、虫歯になってしまう前に、その予兆を見逃さずに対処できるかが運命の分かれ目です。

カテゴリー:ブログ
投稿日:2016年11月23日

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